胃の調子が気になる
◎胃カメラ(経鼻内視鏡も可能)
- 内視鏡を口または鼻から胃の中に入れ、先端についている超小型のカメラで胃の中の様子を直接モニター画面に表示させ観察します。
- 技術の進歩により、内視鏡はとてもコンパクト(細いものは外径約5mm)になり、以前ほど苦しい思いをすることなく検査が受けられるようになりました。
- 当院では経鼻法(鼻から胃カメラ)と経口法(口から胃カメラ)をご希望により選択することが可能です。
※鼻からのカメラは、状況・状態により医師の判断で経口カメラ(口からのカメラ)に変更させていただく場合がございます。
<胃カメラが初めての方や、嚥下反射が強い方におすすめ~鼻から胃カメラ>
- ポイント1
- 痛みが少ない……鼻にスムーズに挿入できる約5mmの細さです。痛みを感じることがほとんどありません。
- ポイント2
- おう吐が起きにくい……内視鏡が舌のつけ根を通らないので、吐き気をほとんど感じずに検査を受けることができます。
- ポイント3
- 会話ができる……検査中も会話が可能なため、質問したいときには自由に医師とお話できます。
腸の調子が気になる
◎大腸ファイバー
- 大腸内視鏡検査(大腸ファイバー)とは、胃カメラと同様に屈曲自在なファイバースコープを肛門より挿入し、直腸から盲腸(大腸の最深部)まで全大腸をみる精密検査です。
- 大腸がんの発見には大腸内視鏡検査が大変有効な検査です。ポリープなどの病変がみつけたときはそのまま切除したり、その場で組織を採取し、詳しい検査にまわせるメリットがあります。
- 下痢や血便といった症状の原因となるような病変がないかを検査します。
肝臓の調子が気になる
◎血液検査
- 血液検査で肝臓の状態を内部から調べます。
◎腹部超音波検査
- ベッドに仰向けになって腹部にゼリーを塗り、腹部の断面図を調べます。これにより肝血管異常や肝硬変の所見ができます。なかでも胆石、脂肪肝、早期肝臓がんなどの発見に有用です。
ピロリ菌が気になる
ピロリ菌感染が気になる方は、除菌療法の対象となる病気なのかピロリ菌の検査や除菌療法が必要かどうか、まずは医師に相談してください。
◎検査① 内視鏡を使う方法
胃の中の様子を観察すると同時に、内視鏡により採取した胃の組織を用いて検査をします。
◎検査② 内視鏡を使わない方法
- 血液や尿で検査
- 薬(飲み薬)をつかって検査
- 便で検査
◎除菌方法
お薬(飲み薬)による除菌です。
血管のつまりが気になる
◎頚動脈エコー
- 頸動脈エコーは、簡便に動脈硬化の診断が出来る検査です。
- 頚動脈エコー検査は、全身の動脈硬化を知る手がかりになります。また、脳梗塞の危険性をに対する評価も用いられます。
- 動脈硬化を起こすと血管壁が厚くなったり硬くなったりします。その様子が画像で簡単に確認できます。
- 被爆も痛みもありませんので、定期的に動脈硬化の進み具合を知る事が簡単に出来、食生活の改善や運動療法、投薬などによる予防が可能です。
- この検査では仰向けに寝た状態で、首の部分に、ゼリーを塗り、超音波をあてて検査をしていきます。
- 左右合わせて数分程度で終了する簡単な検査です。痛みもありませんし、リラックスして受けていただけます。
めまいが気になる
検査にはいくつかの方法があります。
◎眼振検査
めまいを訴える人は、眼球が絶え間なく動き回っています。外から見ると、目が拡大されて見える眼鏡(フレンツェルの眼鏡)をかけ、眼球の動きを調べます。
医師が指を上下左右に動かすのを目で追わせ、眼球の動きに震えがないかを観察します。さらに、横になったり起き上がったりさせながら観察します。
聞こえが気になる
◎標準純音聴力検査
ヘッドホンを耳に当て、器械からの検査音で、聴神経の働きを調べます。
◎標準語音聴力検査
文字通り言葉の聞き取りを検査するものです。
ヘッドホンを耳に当て、器械から発信する語音をどれだけ正確に聞き取れるかを測定します。
いびきや無呼吸が気になる
◎睡眠時無呼吸症候群の検査
~運送や運転の事業者様や運転手の方におすすめです。~
まず問診があります。いびきや眠気などに関して質問されます。寝ている時のあなたのことは、ベッドパートナーがよく知っています。できれば一緒に受診しましょう。
問診で疑いがある場合、検査へ進みます。
入院検査をする場合もありますが、自宅で普段通りに寝ながらできる検査から始めるケースがほとんどです。仕事や日常生活に支障を来たさずに検査を受けることができます。
◎自宅で検査
自宅でも取扱い可能な検査機器を使って、普段と同じように寝ている間にできる検査です。手の指や鼻の下にセンサーをつけ、いびきや呼吸の状態から睡眠時無呼吸症候群の可能性を調べます。
個々の患者さんの状態に合わせて最適な治療・予防方法をご提案いたします。
アレルギーが気になる
せき、鼻水、くしゃみなど、ご自信やお子様が悩まされている症状は、実はアレルギーなのかもしれません。何が原因で症状が起こるのか知り、対策方法をみつけましょう。
◎血液検査
アレルゲン(アレルギーを引き起こす原因)に対する抗体があるかどうかを採血して検査します。
◎皮膚テスト
アレルゲンを皮膚に接触させたり吸収させたりして反応をみます。
個々の患者さんの状態に合わせて最適な治療・予防方法をご提案いたします。